リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

松本の有名レストランのシェフからおそわった美味しすぎるフレンチドレッシングの作り方

久しぶりに記事の更新である。この間何をしていたかというと、毎日コシアブラを食べていた*1(なんちゃって)。

先日、松本にある有名フレンチレストランのシェフの料理講習会があって、簡単で美味しいフレンチドレッシングの作り方をおしえてもらった。市販のドレッシングでもおいしいものはあるけど、価格が高かったり、添加物が入っていたり。自分で美味しいドレッシングを作れたらわざわざスーパーでドレッシングを買わなくていい。

このドレッシングをかけるといくらでもサラダを食べられる。もっとレタスを食べたくなる。筆者流にさらに簡単にできるようアレンジしてみた。

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材料はたったこれだけ

美味しすぎるフレンチドレッシング

<材料>

  • 玉ねぎ(小) 1個
  • にんにく 1片
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 少々
  • 酢 50ml
  • サラダ油 100ml
  • 和からし(チューブのものでよい) 少々

<作り方>

  1. 玉ねぎをシリコンスチーマーなどに入れ電子レンジで2分加熱する。
  2. 玉ねぎとにんにく、他の調味料をミキサーで撹拌させる。

冷蔵庫で1ヶ月くらいは持つそうだが、日々食べているとあっという間に無くなる。このドレッシングを基本にいろいろな応用ができるとのこと。しばらく飽きることはなさそうだけど、ちょっとアレンジしてみるのも面白そう。本当に美味しいのでぜひ試してみてください。

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*1:過去記事

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さらにさらに想像以上に山菜県

「一緒に連れて行ってください」

「ほんとに行く?」

「はい!」

山菜採り名人の大家さんに山菜を採りに山へ連れて行ってもらった。お目当てはコシアブラ*1

朝の8時半に家を出て車で山へ。麓に車を停めてそこから山に入る。

熊に出くわさないように腰に鈴を付ける。去年は木の実が豊作で熊の子供がたくさん生まれたとか。警戒した親熊に遭遇すると危険なので、山に入る際は鈴でこちらの存在を知らせる。熊だって人間に会いたいわけではない

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大家さんとその仲間。筆者は妻と

ぐんぐんと山の奥へ進む山菜名人たち。追いつくのがやっとである。木の枝を掻き分けながらしばらく歩くと、

「あったぞ~」

「え?どこですか」

「そこ。ほら、そっちにもある」

あった!

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コシアブラ(ちょっとピンぼけ)

よく見るとあちこちに生えている。しかし注意して見ないと分からない。山菜名人には一瞬で山菜の生えている位置が分かるようだ。

根元を指でつまむと「ポキッ」と簡単に採れる。これがなんとも気持ちいい。密集して生えているところがあり面白いほど採れる。ただし根こそぎ採らずに小さな芽は残しておく。成長すると大きな木になる。

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中央の白い木がコシアブラ

コシアブラ以外ではタラの芽も採れる。1時間も採って回ると袋がいっぱいに。入りきらないので直接リュックサックに詰める。採りはじめるときりがないが、お昼も近いのでこのあたりで切り上げることに。あ~楽しかった。

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どっさり採れたので近所の家に持っていった。

「うちもいっぱいあるの。持っていかない?」

と大きな袋を覗くとたくさんのコシアブラ

「ひぇ~~」

想像以上に山菜県

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山から眺める北アルプス

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*1:過去記事

 

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さらに想像以上に山菜県

ガラガラと玄関の戸を開けて「山菜穫れたよ~」と現れたのは大家さん。手にはたくさんの山菜。

「この山菜は何ですか?」

コシアブラとタラの芽だよ」

いつも親切な大家さん。実はキノコ狩り名人であるだけでなく、山菜穫り名人でもあった*1

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食べ方を聞くと、どちらもてんぷらにすると美味しいとのこと。

恥ずかしながら筆者てんぷらを調理したことがない。というのもなんだか面倒くさそうだし、油がはねるのが怖いし、外食か惣菜屋で買えばいいや、と思っていたからである*2

しかしながら、こちらに引越してからは徒歩圏内に惣菜屋がないので、こうなったら自分で作るしかない。意を決して、てんぷら作りに挑戦した

大家さんからてんぷらを美味しく揚げるコツを聞いた。衣に卵ではなくをマヨネーズを入れるとカラッと揚がるという。半信半疑で試してみた。コシアブラとタラの芽の他にコゴミと舞茸もてんぷらにすることに。

見た目はうまく揚がっているように見えるが、果たして味は……。

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コシアブラの胡麻和えと一緒に

口に運ぶとサクッとよい食感。そして山菜の新鮮な香り。初めてのてんぷらにしては上出来。春の味覚を堪能した。あっぱれ。

 

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*1: 過去記事

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*2:美味しいてんぷら屋といえば青春時代を過ごした御茶ノ水にある「いもや」のてんぷらが絶品。余談

想像以上に山菜県

春になると直売所に色々な山菜が並ぶ。コゴミ、タラの芽、ワラビ、山ウドなど。見たことのないもの、食べたことのないものばかり。長野県では山に様々な山菜が自生している。山菜は整腸作用など春に必要な栄養も豊富に含まれており、まさに山の幸である。

あえて一番ビジュアル的にあやしいコゴミを買ってみた。漢字では「屈」と書く。人が背を丸めて屈んでいるように見えるからだろうか。正式名称は「クサソテツ」という。いかにもシダ植物といった感じ

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朝獲りのコゴミ。1パック150円

茹でてマヨネーズをつけて食した。少ししゃきっとした食感が残っていて、山菜の香りはするが苦みやクセはない。美味。他の山菜も食べてみたい。山に獲りにいこうかな*1

 

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*1:山菜に似た毒草もあるようなので要注意でござる