リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

持ちつ持たれつ

誰かから何か物をもらったり世話になったりすると、嬉しいと思う気持ちの一方で、 ちょっと負担に思うことがある。「何か返さなくては」と。 『借りの哲学』(ナタリー・サルトゥー・ラジュ著、高野優監訳、小林重裕訳、太田出版)は、そんな心理を《借り》…

ミニマル料理(1)ツナとなめ茸の和風スパゲッティー

朝降っていた雪は雨に変わったものの、すこぶる寒い。 買い物に出かけるは大儀。家にあるもので料理を作った。 材料と調理器具を極限まで削ぎ落としたスーパーミニマルなメニューである。 ツナとなめ茸の和風スパゲッティー 〈材料〉2人分 ・ツナ缶 1缶 ・…

退職したものの…

前に記事で、筆者の会社員時代は、消費の多い生活をしてきたと書いた。 しかしながら、経理部門にいた頃は、残業が無かった分収入は多くなかったが、 家計について管理しながら節約して生活していた。 そのため、退職時には2年分くらいの生活費は貯金してい…

複業のすすめ

『月3万円ビジネス』(藤村靖之著、晶文社)は、普通のビジネス書ではない。 ちょっと変わったビジネスについての本である。 この本の冒頭で、 「月3万円ビジネス」というのは、月に3万円しか稼げないビジネスのことです。いいことしかテーマにしません。…

最高の映画館

東京にある飯田橋ギンレイホールという映画館をご存知だろうか。 休日には、映画館の前に長蛇の列ができる。 この映画館の存在を知らない人が通りかかると、この行列は??と口をあんぐりさせている。 筆者もこの映画館の熱烈なファンである。ちなみに筆者、…

そもそも、なぜ地方移住か?

地方へ移住したいと周囲の人に話すと、世代によって反応が異なる。 40代~60代の人に話すと、「えっ、移住!? なんで?」と、理解できない様子。 20代~30代の人に話すと、「移住?いいね!自分もしてみたい」と、共感。 もっとも、年上の世代でも地方移住に…

移住地探しの旅(5日目)帰路へ

親切なホストと楽しいゲストとの時間はあっという間に過ぎた。 別れを惜しみつつ再訪を約束して帰路へ。 東京へ向かうバスの中で今回の旅を振り返る。 長野県のいくつかの町を巡って、魅力的な生き方をしている人たちと出会った。 移住について検討している…

移住地探しの旅(4日目)小諸

小諸駅から車で20分ほどの場所にあるB&Bに宿泊。 B&Bとは、”ベッド・アンド・ブレックファスト”の略で、寝床と朝食を提供する宿のことをいう。 自宅の空いている部屋や別荘を提供していることが多い。 民宿やペンションといった本格的な旅館業とは異な…

移住地探しの旅(3日目)上田

松本駅から電車で約2時間。上田駅に到着。 新幹線の停車駅でもあり、都心からのアクセスは良い。 松本と同様に城下町の風情が漂う。観光案内所でもらった地図を手に街歩き。 しばらく歩いていると腹が減ってきたので、12時前だが柳町にある老舗らしきそば屋…

移住地探しの旅(2日目)穂高

昨日おしえてもらった池田町に行こうと思ったら、電車が出ていないことに気づいた。 仕方がないので、池田町に隣接する安曇野市の穂高駅まで電車で行くことにした。 松本駅から電車でおよそ30分。 昨晩降った雪で辺りは白くなっている。雪を被った田園風景と…

移住地探しの旅(1日目)松本

松本駅に到着すると寒さで鼻が痛い。スニーカーのメッシュを通して冷たい風が吹き込む。駅の温度計は3℃。雪国に来た感じがする。 町は思いのほか繁華で、商業ビルが立ち並ぶ。松本城の方へ歩くと、おしゃれなカフェやショップがある。 松本駅近くのバックパ…

長野県を移住候補地に選んだ理由

長野県を移住候補地に選んだ主な理由は下記の通り。 1.自然が美しく、空気や水がきれい 2.関東圏からのアクセスが良い 3.移住者支援が充実している 4.夏は比較的涼しい 5.土地や物価が東京や大阪よりも安い 6.あまり方言が無く他県から来た人にも馴染…