リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

玉ねぎの意外と知られていない美味しい食べ方

年明けに追肥をしなかった(というか忘れていた)にもかかわらず順調に育っている様子の玉ねぎ。春になって葉が一気に伸びて青々としている。そんなすくすく育っている玉ねぎちゃんを一本ひっこ抜いてみた。

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筆者は知らなかったけど、この時期に収穫した玉ねぎを葉玉ねぎというそう。海外ではスプリングオニオンと呼ばれ一般的に食べられているとのこと。てっきり特別な種類かと思っていたけど、春に収穫したものをこう呼ぶのですね。

葉の部分も食べられるので味噌汁に入れてみたけど、長ネギと味はあまり変わらない。球根部分はスライスしてツナマヨチーズと一緒にトーストにのせて焼いて食べた。玉ねぎの辛みはあまりなくマイルドでとても美味しい。スーパーでは葉玉ねぎの状態ではあまり売られていないので、自分で栽培すると葉玉ねぎとしても楽しめる。

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収穫は6月の予定。あと一月で大きくなるだろうか。雑草の勢いも凄まじいので草取りもしなくては。

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そうだ、ボルシチに入っているあの野菜を作ろう

朝晩は冷えるがもう霜が降りるほど寒くはないので、種まきの季節到来である。奮起して雑草が生い茂っていた庭の畑を耕した。今年は、水はけをよくするため畝を高くしてみた。

f:id:ijyuu:20160520072513j:plain 畝も広め

畑もスペースが限られているので何を植えるか悩むところである。一般的な野菜は直売所で安く手に入るので、敢えてなかなか手に入らない野菜を栽培してみることにした

種で植えた野菜は、ルッコラビーツ。ビーツ(“ビート”とも呼ぶ)は直売所やスーパーなどでなかなか見かけない日本では珍しい野菜。形はカブのようだけど、根の部分を輪切りにすると濃い赤紫色をしている。糖度が高く栄養価も高い。ロシア料理のボルシチに入っている野菜

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食用じゃないビートもあるのかや?

苗で植えたのは、パプリカゴーヤ。スーパーで売られているパプリカは韓国やオランダからの輸入品がほとんどで、価格も1個100~150円と高い。栽培は簡単ではないと聞いたけど、自分で作れたら素晴らしい。採れたら美味しいラタトゥイユを作ろう。ゴーヤは蔓が伸びるので、リビングルームの日よけも兼ねてゴーヤカーテンを試みた。思ったよりネットが短かったので家にあったひもでエクステンション。

f:id:ijyuu:20160520072542j:plain だいぶ短かったです…

翌朝見てみるとなんとすでに蔓がネットに絡まっていた。恐るべし植物の生命力。

f:id:ijyuu:20160520072732j:plain しっかりと巻きついている

どの野菜もうまく育つかわからないけど、とりあえず挑戦であります。

松本の有名レストランのシェフからおそわった美味しすぎるフレンチドレッシングの作り方

久しぶりに記事の更新である。この間何をしていたかというと、毎日コシアブラを食べていた*1(なんちゃって)。

先日、松本にある有名フレンチレストランのシェフの料理講習会があって、簡単で美味しいフレンチドレッシングの作り方をおしえてもらった。市販のドレッシングでもおいしいものはあるけど、価格が高かったり、添加物が入っていたり。自分で美味しいドレッシングを作れたらわざわざスーパーでドレッシングを買わなくていい。

このドレッシングをかけるといくらでもサラダを食べられる。もっとレタスを食べたくなる。筆者流にさらに簡単にできるようアレンジしてみた。

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材料はたったこれだけ

美味しすぎるフレンチドレッシング

<材料>

  • 玉ねぎ(小) 1個
  • にんにく 1片
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 少々
  • 酢 50ml
  • サラダ油 100ml
  • 和からし(チューブのものでよい) 少々

<作り方>

  1. 玉ねぎをシリコンスチーマーなどに入れ電子レンジで2分加熱する。
  2. 玉ねぎとにんにく、他の調味料をミキサーで撹拌させる。

冷蔵庫で1ヶ月くらいは持つそうだが、日々食べているとあっという間に無くなる。このドレッシングを基本にいろいろな応用ができるとのこと。しばらく飽きることはなさそうだけど、ちょっとアレンジしてみるのも面白そう。本当に美味しいのでぜひ試してみてください。

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*1:過去記事

ijyuu.hatenablog.com

さらにさらに想像以上に山菜県

「一緒に連れて行ってください」

「ほんとに行く?」

「はい!」

山菜採り名人の大家さんに山菜を採りに山へ連れて行ってもらった。お目当てはコシアブラ*1

朝の8時半に家を出て車で山へ。麓に車を停めてそこから山に入る。

熊に出くわさないように腰に鈴を付ける。去年は木の実が豊作で熊の子供がたくさん生まれたとか。警戒した親熊に遭遇すると危険なので、山に入る際は鈴でこちらの存在を知らせる。熊だって人間に会いたいわけではない

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大家さんとその仲間。筆者は妻と

ぐんぐんと山の奥へ進む山菜名人たち。追いつくのがやっとである。木の枝を掻き分けながらしばらく歩くと、

「あったぞ~」

「え?どこですか」

「そこ。ほら、そっちにもある」

あった!

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コシアブラ(ちょっとピンぼけ)

よく見るとあちこちに生えている。しかし注意して見ないと分からない。山菜名人には一瞬で山菜の生えている位置が分かるようだ。

根元を指でつまむと「ポキッ」と簡単に採れる。これがなんとも気持ちいい。密集して生えているところがあり面白いほど採れる。ただし根こそぎ採らずに小さな芽は残しておく。成長すると大きな木になる。

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中央の白い木がコシアブラ

コシアブラ以外ではタラの芽も採れる。1時間も採って回ると袋がいっぱいに。入りきらないので直接リュックサックに詰める。採りはじめるときりがないが、お昼も近いのでこのあたりで切り上げることに。あ~楽しかった。

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どっさり採れたので近所の家に持っていった。

「うちもいっぱいあるの。持っていかない?」

と大きな袋を覗くとたくさんのコシアブラ

「ひぇ~~」

想像以上に山菜県

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山から眺める北アルプス

ijyuu.hatenablog.com

*1:過去記事

 

ijyuu.hatenablog.com