田舎暮らしの環境論
こちらで暮らしていて感じるのは、「自然の中に人間の生活がある」ということ。主導権は自然にあって、人は自然に従って生きている。
特に筆者の家は裏が山なので、虫や動物との遭遇率は高い。日が暮れてから家の回りを歩いているとタヌキに出くわしたりする。夏だと、蜘蛛の巣をいくら取ってもまたすぐに巣を作る。きりがないからあきらめる。気にしないのが一番。寒さにしてもエアコンのスイッチひとつで凌げるような寒さではない。 どれだけ自分が自然から離れて暮らしてきたかを痛感する。
先日、庭で珍しい動物に出会った。「ポカーン、ポカーン」と不思議な鳴き声が聞こえるので庭に出てみると、畑に見たことない動物。全身がピンク色の毛で覆われていて大きさは人間と同じくらいあろうか。
スイスチャードを食べようとしていたので、咄嗟に近くにあった農具を取って退治した。
世には摩訶不思議な動物もいるものだ。
※これはフィクションです。撮影にあたり危害を受けた動物はいません。また、企画したのも筆者ではありません。