東ティモール/エルメラ無農薬を煎る
今年に入ってコーヒー豆の自家焙煎を始めて、時間のある時に煎って飲んでいる*1。
どちらかというと深煎りが好きなのだが煎る加減が難しく、煎りが浅かったり逆に煎り過ぎたり。まだまだ思い通りの焙煎とはいかない。
先日、コーヒー通の兄からドリップケトルと生豆をもらった。
アンティーク調がお気に入り
さっそく焙煎してみた。豆は「東ティモール/エルメラ無農薬」。東ティモールとはあまり聞かない産地だが、調べてみるとオーストラリアと海を挟んで北に位置する国。2002年に住民投票によってインドネシアから独立している。国の支援活動を行うNGOのホームページによると、国民の4人に1人がコーヒー生産者だそうで、国の発展のために小規模ながらも高品質の豆の栽培を目指しているとのこと。
生豆と焙煎後の豆
焙煎している間は豆の色が見えないので、豆のはじける音や煙の様子で煎り具合を判断する。火を止めて焙煎器から豆を取り出してみると、やや煎りが浅かったか。豆を冷まし、挽いたものをドリップで淹れる。とがった酸味はなくマイルドな味わい。香りが良く甘みもある。煎りたてのコーヒーはやはり美味い。
淹れる時の香りは格別
コーヒーは豆の産地や品種、煎り方、挽き方、淹れ方などで味が変わるという。究極の一杯を飲むために焙煎修行はまだまだ続く。
*1:過去記事