近所の農家でお手伝い
懇意にしている近所の農家の方から畑の草むしりを頼まれて、二つ返事で引き受けた。
おばあさん一人で野菜を育てていて、毎日お店に立って獲れたての野菜を販売している。
こちらの野菜のファンは多く、地元の人気レストランにも卸している。
ちょっとした名物おばあさんなのである。
ご高齢でありながらマニュアルの軽トラックを難なく乗りこなす。
畑の狭い入口にバックで車を入れて、思わず「すごいですね~」と言うと、
「なんてことないさ」と笑っていた。
筆者はオートマティック自動車の運転さえ苦戦しているが、彼女曰く、
オートマの自動車なんておもちゃみたいなものだそうだ。
畑には長ねぎと紅菜苔*1が生えている。雑草はすでにほとんど刈り取られて山積みされている。積まれた雑草をトラックまで運ぶ。ちょっと動くだけで汗ばんでくる。
木陰に腰掛けて、10時のおやつを食べながら、野菜や畑のことを色々おしえてもらう。
空だったトラックの荷台が雑草で一杯になり、トラックで捨てる場所まで運ぶとすでに昼時。今日はここで切り上げることに。
立派な長ねぎを何本か抜いて、帰り際に持たせてくれた。
さっそく家で、ねぎを焼いて食したが、甘みがあって美味しかった。