リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

信州田舎暮らしセミナーに参加

週末に東京で行われた信州田舎暮らしセミナーに参加した。

会場は、銀座NAGANOのイベントスペース。まだ新しいモダンな外観のビル。

今回は、上田エリアの市町村の説明を聞いた。

途中、地域の特産品を使ったお菓子とお茶をいただき、クルミのチーズケーキや味噌のフィナンシェなどどれもヤミー。

説明会の後で、市町村の担当の方に直接相談できる場があり、とても親切に相談に応じてくださった。貴重なアドバイスをいただいた。

  • 移住を考えている地域には何度も足を運んで、時間をかけて決めることが大事。
  • 分からないことがあれば、自分であれこれ調べるよりも役場に電話すると良い。

 

また、地域おこし協力隊の募集についても紹介してくれた。

名前を耳にしたことはあったものの、どんな内容なのかは知らなかった。

地域おこし協力隊は総務省の政策で、概要は下記の通り。

人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで、上記のような意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取組です。

具体的には、地方自治体が都市住民を受入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事していただきながら、当該地域への定住・定着を図っていくものです。(地域おこし協力隊HPより)

地域を変えていく新しい力 地域おこし協力隊

協力隊としての活動期間は、おおむね1年以上3年以下

待遇は、自治体や活動内容によって異なるが、生活に必要な経済支援が得られるようだ。場合によっては住宅まで貸与される。

これから移住を考えている人には、とても魅力的な制度である。

人口が減って困っている市町村を盛り上げる仕事にもやりがいがありそうだ。

 

但し、制度ありきで移住するのではなく、一番大事なのは、その地域が好きかどうかだと思う。

いくら制度が充実していても、その土地で暮らしていきたいと思わなければ意味がないし、地域おこしをするモチベーションにもつながらない。

自分が住みたいと思う地域で協力隊の募集があれば、活動内容などを考慮した上で応募してみるのも良さそうだ。