移住地探しの旅(3日目)上田
新幹線の停車駅でもあり、都心からのアクセスは良い。
松本と同様に城下町の風情が漂う。観光案内所でもらった地図を手に街歩き。
しばらく歩いていると腹が減ってきたので、12時前だが柳町にある老舗らしきそば屋に入る。
メニューを見ると、発芽そばがこちらのお店のお薦めらしい。
もりそばだのに1,500円もするではないか。
天そばに麦酒と景気良くいきたいところだが、求職中の身。発芽そばのみ注文。
腹が減れば、後でおやきを食べればいい。
発芽そばが出てきた。まずはそのまま召し上がれと言われ、つゆにつけずに食す。
UMAI!
蕎麦本来の甘みと香り。のどごしもすこぶるよい。
十割そばだというのに麺は細く、全然ボソボソしてないじゃん。
つゆにつけるとこれまた美味い。夢中になってそばをすする。
そば職人の哲学が感じられる逸品であった。
・手打百芸 おお西(上田)
食の話題が出たので、旅で食した美味を紹介する。
・松本 かつ玄 本店(松本)
松本城の近くにあるとんかつのお店。
串かつ三味盛り定食(1,450円)と松本の地酒”善哉”(650円)を注文。
サクサクの衣を纏った串かつ。肉の旨さとねぎの甘み。付け合わせの赤かぶの漬け物、たけのこの煮物も絶品。特製ドレッシングでいただくキャベツはおかわりできるのも嬉しい。
・萬来 (松本)
松本名物の山賊焼き定食(1,100円)と地酒”白馬錦”(650円)をいただく。山賊焼きは皿から溢れんばかりのボリューム。ほどよい味付けで肉もやわらか。白馬錦は摘んだばかりの果実のように初々しい口当たり。普段は日本酒をたしなまない人でも飲みやすいだろう。
新鮮なわさびをたっぷり堪能できる大王御膳(900円)を食す。わさびは辛いが、嫌な辛さではない。爽やかな香りが鼻を通り抜ける。まさにオリエンタルハーブ。ニジマスの甘露煮も骨まで食べられて美味。わさび畑を眺めながら食すも一興。