リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

田舎暮らしの育児論

強い風が吹き荒れて、一斉に花が咲き虫たちが蠢き始めた。待ち望んでいた春の訪れ。

先月、子供が生まれて育児休業なう。筆者も妻も両親が近くに住んでいるわけではないので、育児を妻一人に任せるには負担が大きい。職場の方の理解をいただき2ヶ月間休ませてもらえることにした。

家事をしながら、オムツを替えたり、沐浴させたり子育てに奮闘しています。色々な人から生まれて間もないころは大変だと聞いてはいたけれど、想像通りの大変さ。夜泣きや寝付きが悪かったりで親は睡眠不足。二人で協力して育児をしても今のところは余裕はない。

生れたばかりの子供は、動きといい声といい、どこか“E.T.*1のようである。まだ頭とからだがリンクしていないようで、自分で手を振り上げて驚いたりしている。観察しているといろいろ興味深い。

自然豊かな田舎へ移住して子育てしたいという夫婦もいると思うが、産科のある病院は意外と少ない

筆者の場合、妻が妊娠して近隣で産科のある病院を調べたら、安曇野周辺で分娩を行っている病院は安曇野市大町市の2ヶ所のみ。昔はたくさんあったそうだが、今では人口減少や医師の不足でだいぶ少なくなったということだ。

幸いなことに、家から車で20分以内で行ける距離だったから良いけれど、これが片道1時間以上ともなれば大変。妊娠後期になると週1回は病院に通うことになるので近いに越したことはない。

子供ができるまで知らなかったけれど、町から出産祝い金をもらえたり、助産師が家庭訪問してくれたり、行政の子育て支援が充実している。近所の人や友人も祝いに来てくれてとても嬉しく有難い。

思えば、 こちらに移住せずに都会での暮らしを続けていたならば、妻とは事実婚のままだったかもしれないし、子供を授かることもなかったような気がする。不思議なものである。

しばらく慌ただしい日々が続きそうだ。ブログの更新は捗りそうもない。日日是好日。

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*1:スティーヴン・スピルバーグが監督・製作した1982年公開のアメリカ映画。赤ちゃんがE.T.に似ているのではなく、赤ちゃんを模してE.T.のキャラクターを創ったように思える