リアルタイム移住日誌

神奈川県から長野県の安曇野へ移住した、“ちょっと理屈っぽい筆者”のリアルタイムな移住記録。

移住地探しの旅(4日目)小諸

小諸駅から車で20分ほどの場所にあるB&Bに宿泊。

B&Bとは、”ベッド・アンド・ブレックファスト”の略で、寝床と朝食を提供する宿のことをいう。

自宅の空いている部屋や別荘を提供していることが多い。

民宿やペンションといった本格的な旅館業とは異なり、主にゲストとの交流を目的にしている。

AirbnbというWebサイトに登録すると、世界中のB&Bを予約できる。

現地の人から借りる家・アパート・部屋・バケーションレンタル・民宿予約サイト - Airbnb

 

こちらのホスト夫妻は、B&Bと“茶房 読書の森”というユニークなブックカフェを営んでおり、店内には本とアート作品が並んでいる。

浅間山を臨む広い敷地にはホスト自身が建てたゲスト宿泊用のストローベイルハウス*1やゲルがある。

国内外の芸術家もしばしばここを訪れるという。

筆者が宿泊した日は、特別にお願いして夕食もご用意いただいた。

ホスト夫妻と他のゲストの計6人でパーティーが開かれた。

地元野菜を使った色とりどりの料理に感動。

食後は、ギター歴30年のホストと、楽器を持参してきたゲストたちとでミニコンサート。

筆者は楽器の演奏ができないので観客(余談であるが、筆者は中学生の時にリコーダーの発表で、緊張のあまり指がぷるぷる震えていた。あれ以来、楽器は手にしていない。)

その後も音楽やアート、建築の話で盛り上がり、夜は更けていった。

外へ出ると星が瞬いていた。夢のような一夜であった。

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 ストローベイルハウスの室内

 

*1:ストローベイルとは、藁のブロックのことで、これを積み重ねて内側と外側に土を厚く塗り、さらに漆喰を塗って仕上げる。柱や屋根は主に木で作る。すると自然素材のオシャレな家が出来上がる。断熱性は良く、夏は涼しく、冬は暖かい。環境面からも近年注目されている。