最高気温37℃ 猛暑によろこぶ野菜たち
梅雨が明けてから暑い日が続いていて夕立も多い。外では蝉が鳴いている。今日の安曇野の天気予報を見たら、なんと最高気温が37℃。もはや暴力的な暑さですね。
安曇野の夏の特徴といったら、なんといっても日差しが強いこと。昼間に外で作業しようものならあっという間にこんがり焼けてしまう。こういう日は仕事がなければ家でのんびり過ごすに限る。日影にいればわりと過ごしやすいです。
夏の暑さも悪いことばかりではない。真夏の太陽のおかげで野菜が元気。一月前はまだ青かったパプリカが赤く色づいた。さっそく今晩作るラタトゥイユに入れることにした。
一月前の写真
すっかり赤く色づいた
ゴーヤもたくさん実り始めた。大きく育っているものがあったので収穫。明日の献立はゴーヤチャンプルーに決まり。夏野菜愉し。
自然農ですから…
だいぶブログの更新も滞っています。安曇野はシーズンとオフシーズンとの差が激しくて、いまの時期は毎週末何かしらイベントがあったりして土日もなく走り回っている。ちなみに、こちらでは4月~10月くらいの半年がシーズンで、11月~3月がオフシーズン。冬の間は本当に静かです。
仕事では、地元の小学校の田んぼの管理やハーブガーデンの運営、イベントのお手伝いなど外での作業が多くすっかり日に焼けた。こちらは標高が高いせいかとにかく日差しが強い。
そんなわけで家のことをやる暇もなく、庭の畑は荒れ放題。近所の人には「自然農ですから」とか適当なことを言っている(あながち間違ってはいないけど…)
左側の畝がビーツ。一番奥の畝がルッコラ……
雑草の勢いも凄まじいけど、ゴーヤも元気ですでにネットの高さを越えてしまった。そのわりに実は付かずどうしたものか。蔓を伸ばすのに体力を使ってしまって実がならないのかもしれない。肥料として鶏糞を撒くと良いそうだけど、もう少し様子を見よう。
ネットを越えた蔓は一体どこへ向かうのだろう
よ~く見たら一つだけ小さな実が成っていた。写真だと大きく見えるけど実際は親指くらいのサイズ。マイクロゴーヤチャンプルーを作ってみようか*1。
そんなシーズンの中、奇跡の3連休。近くの温泉にでも行ってのんびりしたいところだけど、まずは庭の手入れをせねばなりませんな。
安曇野移住365日
道端にはラベンダーの花が咲き、夜になるとホタルが舞う季節に戻ってきた。安曇野に移住して1年が経つ。昨年の7月にこの地に立って、これからどうなるのか、1年後のことさえ想像もできなかった(ちなみに、引越した日の夜は布団もなく固い畳の上で寒さに震えていた……)。
振り返ってみると初めてのことばかりの1年だった。車の運転をしたり、庭で野菜を作ったり、冬の未体験の寒さにブルブル震えたり、コーヒーの焙煎を始めたり。また、長年付き合っていたパートナーとも結婚した。
縁もゆかりもない土地で本当にやっていけるのか不安だったけれど、仕事も生活も必死になってやっていれば困った時に誰かしら手を差し伸べてくれるものだ。この1年でずいぶんたくさんの人に助けられた。周りの人の助けがなければこんなにも楽しく過ごすことはできなかった。人とのつながりは大切だなとつくづく思う。
さんざん考えて決断した安曇野への移住であるが、今になってみれば思い切って環境を変えてみて良かったと思う。仕事のことや住まいのことなどはこれから考えていかなければならないけれど、ひとまず今の段階ではうまく暮らせている。
最近仕入れたイタリアの諺で、「凧を持ったら走れ」というのがある。何時いい風が吹くかは分からない。風が吹いても自分が走らなければ凧は上がらない。まずは走りだすことが大事という意味。次の1年はどんなことがあるのだろう。上がった凧が落ちぬように走り続けよう。